Fat Tuesday Air Line
Omiyage Bazaar Top
●White Sage Herbal Tea●
□発見場所→USA /New York ロワーマンハッタン
□2000年の秋、ニューヨークの国立アメリカンインディアン博物館へ行った時、
スーベニールショップで購入したハーブティ。
この博物館は、自然史博物館と並ぶスミソニアン系列のひとつで、南北アメリカのネイティブ・アメリカンについて、彼らの文化遺産を保存し、暮らしや文化を紹介することを目的としたなかなか見ごたえのある施設だ。
入り口には、カラフルなビーズがほどこされたモカシンが円形に並べられ、一瞬でそのかわいさにひきつけられる。さらに奥へ進むと、頭にかぶっていた羽飾りや大量にしかも繊細に緻密に計算されデザインされたビーズ細工の衣装などが等身大のトルソーに着せられていて、めっちゃくちゃリアルなのだ。
赤や青や黄色といったカラフルな羽飾り、衣装、それが今にも動き出しそうで、本当に躍動感に溢れている。ただのトルソーなのに不思議! その衣装を眺めれば眺めるほど、彼らがいかにおしゃれな人たちなのかがよくわかる。

さて、そんな博物館で発見したこのハーブティに使われているのは、ホワイトセージとほんの少しのスペアミント。
セージといえば、彼らはその葉に火をつけて、煙をお清めや浄化に使うという聖なるハーブ。ネイティブアメリカンの儀式にもよく使われる、大変大事な意味を持つハーブなのだ。そのパワー溢れる大地の贈り物を使ってあるというのだから、絶対買い!と思い、迷わずゲットして帰りました。
味は、さわやかなミントの中に立ち上る、香ばしい草の香り、知恵を讃えた大地の風味とでもいいましょうか。
鼻に抜ける爽快な香りとほんのり苦い草の味わい。乾燥した大地とそこに育つスピリチュアルな薬草。
空と大地と精霊とともに暮らしてきた奥深い知恵が、この一滴に宿っている。
そんな気分になります。

わたしはこれを、嫌なことがあった時や、どうも調子がつかめない時に、じっくりと味わいます。
セージの力でうまくいかない何かを浄化して、まっさらな状態に気持ちを戻すために。

こういうのは気持ちの問題、でもそこには、大地の知恵が隠されていると思うんだな〜。

つうことで、NYへ行く予定のある方、お土産に困ったならコレおすすめ。
そしてわたしにも買ってきて〜、そこの人。すまないね〜。
ちなみに1箱$4.50.

National Museum of American Indian
http://www.nmai.si.edu/